限界。

長いこと同じことを続けていると、自分でも気づかないうちに自分の快適な範囲の中で物事を済ますようになっていることがある。いつのまにか自分にリミッターをかけている感じ。

習慣化したものを打破するのは結構時間がかかるし、しばらくの間は常に意識してないと抜け出せないからやっかい。

音楽でもそうだし、きっと普段の生活もそうだと思う。

人はその人自身で自分に限界を作ってしまうことがよくあるんじゃないかなぁと思う。
自分がもうダメだと思ったら、きっとそれまでだし、自分でできないと思ったことはできるはずがない。
自分に満足なんてしようもんなら、人生終わったも同然だと思う。

常に自分に挑戦していくことは難しい。エネルギーがいる。勇気がいる。
でも、そうやっていかなくちゃ、先は見えないんだろうな。

自分で設定したリミッターはどんどん壊さなくちゃダメだ。

でも挑戦していくことは自分自身を否定することじゃないから、今できない自分を卑下することはないし、そういう自分を受け入れてそれが自分なんだってちゃんと思えなくちゃダメなんだと思う。
できない自分を受け入れつつ、先を目指す感じ。

習慣って怖いもので、できない自分のことを否定し続けていると自分に自信がなくなる。
僕はそうだった。いまでも少しそうかな。

でも段々そうやって自分を否定することは減っていってると思う。
できなければ、「あ、できないんだ」って客観的に思えるから凹むことは減ったし、コンプレックスとか他人と比較することも減ったかな。

話がまとまらないけど、とにかく限界は壊してなんぼだということです。
自分で自分の可能性を制限してしまうことほどバカなことはないので、できないと思ったこともやってみてできなければできるようにすればいいし、できればすごいし、そうやってどんどん自分を広げていきたいなということです。

闘い。

岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」を読んだ。
おもしろくてあっという間に読み終えてしまった。

あ、そうだ!って気づかされることが多かった。
日常の波にのまれて流されて忘れかけていたようなことがたくさん書いてあっていい刺激になった。

高校の頃、親友が「オレは2つのことで迷ったら今と違うものの方を選ぶ」と言った。
2つのことでで迷うときは大体、安全な道ー現状維持か、危険な道ー冒険のどちらかだ。

岡本さんも本の中で同じようなことを言っていた。

高校の頃にこんなことを言えた彼は本当にすごいと思う。

人生は自分との闘いだと岡本さんは言っている。僕もそう思う。
周りの目とか、世間体とか常識とか、大事なのはそんなことじゃなくて自分がその瞬間瞬間しっかりと生きているかどうかなんだろうなぁ。

ちょっと前に日本的なものに憧れを感じている自分がいたけど、日本的なものの中でもいいところをちゃんと学んで悪い所はポイってしてかないとダメだな。

最近の出来事。

先週はいいライブを二回見れた。

ひとつ目はパーカッションウィークかなにかの一環としてやってたJamey Haddadの演奏。Jameyがしっかりドラムを叩いているところを見るのは初めてだったけど本当によかった。すごく有機的で。

それから土曜日に見た友人の演奏。
やばかった!バンドがすごくいい雰囲気だったし、音楽も最高で弾き手の感情がガァーって波のように押し寄せて来て聴いているこっちまで解放される感じだった。というか解放された。
終わった後あんなに幸せになれるライブはそうそう見れるものじゃないなぁと思う。

こっちにきてもう三年目、もうすぐ学校も終わりだけど、根本的なところはいまだに変われてないのかなぁなんてふと思った。
僕の場合きっとリミッターがすごく強くかかっちゃっててそれを取っ払う努力をしてるんだけどなかなかとれない、、

でも先週の2つの演奏を聴いてまた少しだけ緩んだ気がする。

どこかで一気にスルッととれちゃえばいいのに。

それは自分との闘いなんだろうな。

マイレージ。

知っている人もいると思いますが、この前調べてみたらノースウエストのマイレージが75000もたまっていたので、日本にタダで帰れることがわかりました。

ということは夏に帰ってしまおうということですね。

OPTが手元に来ないと日本に帰ったとしても戻って来れなくなってしまうので早く取得しなければいけないんだけど。。

きっと早くチケットとらないとチケットなくなっちゃいそうだから早くOPTの申請をしなければ。今週中にやってしまおうと思っていたのに、金曜日まで先延ばしにしていたら金曜の朝はその人、オフィスアワーがないんだった。しくじった。ということで月曜に速攻行ってパパッと提出したいと思います。
それでも1、2ヶ月かかるそうです。

だれか過去に今頃の時期に申請した人いませんか?どのくらいかかったか教えて下さい(v_v)

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もうすぐ三島由紀夫の豊饒の海の第二巻、奔馬を読み終わります。
練習の合間の息抜きに読んでます。息抜けないくらい読み入ってしまうけど。
おもしろい。

最近は日本的な表現の美しさとか、繊細さとかそういうのに惹かれます。
大胆で直接的なのがtoo muchなのは疲れる。やっぱり日本人なんだなぁ。
まぁ結局はバランスなんだろうけど。

あふれる。

たまにふとした事がきっかけでいろいろ思い出したりしてしまって、

どうしようもなく悲しくなる。

でもまたしばらく経つと大丈夫になる訳で。

それは本当の悲しみなのかなぁ。