Ryo Noritake

Ryo Noritake

日記。その他。

夏に帰国した際に購入した三年日記。とぎれとぎれでしかもすごく手短に書いていたんだけど、ここ最近枕元において就寝前に書くようにしたら毎日毎日途切れることなくしかも前よりもしっかり書けるようになった。 そうか、枕元においておくといいんだ、なんて今更気づきました。 年末年始に日本に帰省したぐらいから本を読んでいます。三島由紀夫の「豊饒の海」という四部作を読んでいて一部の「春の雪」を読み終えなんともいえない切なさにやりきれなくなりました。小説家ってどうしてこんなに洗練された美しい表現ができるんだろうってすこし嫉妬してしまいます。 つづけて全部読んでしまうのもなんなので今は太宰治の「ヴィヨンの妻」という短編集を読んでます。「サイドカーに犬」という映画の中で主人公がこの本を読んでいるシーンがあってなぜか興味を持ったので、ただそれだけの理由で読んでいます。全然違った文章で面白いです。 「芸術の神様がおりてくる瞬間」という本も読んでいます。これはいろんな分野のアーティストの人と脳科学者の茂木健一郎さんとの一対一の対話集です。いろいろと勉強になる気がします。 ただただ文章が書きたくなったのでつらつらと書いてみました。それでは。

止まらなくなった。

僕は腕時計をしています。日本でお世話になったお店のマスターが、僕がこっちに来るときに餞別でくれた大事な時計です。自動巻だから、着けてないと止まってしまいます。時間が止まります。そういうときは振ればまた動くけど。 いただいてすぐのときに自動巻ってどういうことなのか知らなかったので、止まったり動いたりする変な時計だなと思ってました。笑 生活のリズムが崩れて時計を外している時間(=寝てる時間とか家でぼーっとしてる時間)が長くなると次の朝にはきっちり止まっています。だから自分の生活のリズムがいいか悪いかは翌朝の時計の状態をみればすぐわかります。(もちろんそれがすべての物差しではないけど。) ちょっと前まで24時間がつながらない生活をしていましたが、最近早寝早起き心がけているので今日久しぶりに24時間がつながってました。起きてもまだ動いてました。 ちょっとだけうれしい朝でした。雪も舞ってたし。

朝型、夜型。

日本からボストンに戻ってしばらくの間はいい感じで朝型の生活ができてたんだけど学校が始まるとやっぱりだんだん夜型になってきてしまう。 夜型になると、だんだんネガティブになってくる気がします。やる気がなくなってくるし、考えてもどうにもならない事を延々と考えちゃう。 朝型に戻さなきゃ。朝型の生活になると気力がみなぎってくるし集中力も高まるし余計な事は考えなくてすむから。。 がんばってもどそ。

幸せな週末。

金曜日、土曜日とNYに行って来た。 金曜日はポールモチアンのオクテット。やられた。全部よかったけど、涙が出そうになるほど美しかった。 安いホステルで一夜を過ごし土曜日は紀伊國屋書店、ブックオフ、楽器屋とかMoMAのショップとかに行った。買いたい本が買えたのでよかった。でもやっぱり日本で買うよりも高い。この前日本で買っとけばよかった。 夕飯をすませ夜はニューアークにあるNJPACというホールへキースジャレットのトリオを見に行った。ニューアークの駅を降りるとボストンやニューヨークと比べ物にならないくらい綺麗でびびった。 キースのトリオは実は今回が初だった。ピアノの音がめちゃよかった。ゲイリーピーコックもディジョネットもふわふわしてて3人がうねうねってからみつく演奏がすごく素敵だった。前日のポールモチアンとはまた違う美しさだけどこれも涙が出そうになるほどだった。そしてあのでかいホールの雰囲気をたった3人の音楽でコントロールできてしまうのが凄いと思った。 スタンダーズのライブ版のCDで曲が終わった後に拍手が二分くらい鳴り止まないトラックとかあるんだけどそれぞれのステージの最後は本当にそんな感じで、でもそれは自然にそうなるんだなぁと思った。あんな素敵な音楽をライブで聴けたら拍手せずにはいられないと思う。ここまで本当に来れてよかったと思えるライブは人生初なんじゃないかなと思います。 その後はしゃぶしゃぶにいってそれから深夜のカフェに行って夜行に乗って帰ってきました。疲れたけどそれ以上にいい経験ができて幸せな週末でした。

Children’s Play Song。

ちょっと前に友達といろいろ音楽のファイルを交換した時にPaul Motian の On Broadway vol. 1の “So in Love” をもらった。Joe LovanoとBill Frisellと一緒にやってて、めっちゃくちゃ綺麗だなと思ってすごく何回も聴いてた。 でもコールポーターのSo in Loveをどうやったらこんな風になるのかと思って不思議だった。だってSo in Loveのメロディーもハーモニーも微塵も聴こえてこないから。気持ちの半分くらいはこれ実は別の曲なんじゃないかなと思ってた。友達がタイトル入れ間違えたのかなとか。 そして、今日たまたまpandora.comというインターネットラジオ(みたいなやつ)でOn Broadway vol.1のSo in loveを聴いたらやっぱり違ってた。 じゃあこの死ぬほど綺麗な曲は一体なんなんだろうと思っていろいろ探したらBill Evans作曲のChildren’s Play Songだと言う事がわかった。知らなかった。。。でも発見できてよかった。 Paul Motianはこの曲を”Bill Evans”というアルバムで演奏してる。演奏してると言っても彼は鈴というかチャイムというかそれをたまにシャラシャラやってるだけ。ドラムもシンバルもまったく叩いてない。これはある意味、極みだなぁ。だってドラマーがドラム叩いてないんだよ。。凄過ぎると思います。彼が本当に”音楽”を最優先している人なんだなとあらためて思います。できたらライブでこの曲演奏してる所を見てみたいな。どんな表情して演奏してるんだろう。。 でもこの曲はある意味危険です。ずっと繰り返し聴いてたくなるから何も手が付けれなくなるそのくらい綺麗ってことですね。僕にとっては、だけど。 僕は最近綺麗な音楽を作りたいです。綺麗=聴きやすいというわけではなくて、、、なんだろう、うまく言えないけど。 あと無駄に盛り上げたりしない演奏をしたいなぁ。淡々とした演奏でも内容があればいいじゃんと思います。もちろん盛り上がる時&盛り上げる時も必要だけど。 それから絶対カッコつけない演奏。大人にならなくちゃって事ですね。 そういう演奏を見ても何も感じないし、ふ~んすごいね~くらいにしか思いません。だから自分がそういう演奏をすると自己嫌悪になるけど、、気をつけながらやっていこ。。。 というわけで機会があればChildren’s Play Song聴いてみて下さい♪ ちなみにベースはMarc Johnsonでした。