生モチアン。

昨日は一人でNYに行ってきました。

目的はライブ。

まずはJeff “Tain” Wattsのグループを見てきました。

激アツでした。笑えるくらいぶっ叩いてました。音も超太くてヤバかった。ピアノの音ほとんどかき消されてた。

その後、Paul Motian, Gary peacock, Paul Bleyのトリオを見てきました。

期待通りフリーでクールな感じ。ポールモチアン生で見たのはじめてだったんだけど、やっぱりあの叩き方でなんだか癒されました。
ジェフワッツと違ってモチアンはテクニカルなこととか全然やらないし音数も少ないんだけど、その分ひとつひとつの音に意味がこもってる感じでよかった。

でもちょっと見る順番間違えたなと思いました。

あの爆音の後にクールな感じのしかもフリーでやられたら眠くならない訳がない。日帰り旅行で体も疲れてたし。。

でもまた九月にモチアンさん見に行きます。

楽しみ。

昔の自分。

昨日の日記にコメントしてくれたかいちゃんに影響され昔やってたハードロックバンドの音源を久しぶりに聴いた。

何度聴いても自分の下手さ加減に「ん~~~~~」てなる。

今ならもう少しマシな演奏できるな。

でもあのころは全然何も知らなくて、自分の知ってる世界が全てだと思ってたし、ある意味自分は無敵だと思ってたなぁ。今思うと。

あの根拠のない自信はどこからきてたんだろう。。。???

高3の夏。あのレコーディングはいろいろあって楽しかった。
録音した日はもちろん、編集の作業にもいろいろ参加したし、ジャケットのデザインとか、曲順とか、みんなでファミレスに集まって考えた。

最終段階のmixを作った日とか学校&塾の後制服のままでエンジニアの人が作業してるスタジオまで行って徹夜で完成させた。朝がた家に帰ってそのまま学校行ったなぁ。

なんてことを昔の音源聴きながら思い出してました。

5年後に今の自分の録音聴いたらまたこんなようなこと思うんだろうなぁ。

さんぽ。

学校の練習室、つかえないみたいなので昨日は家で腐りかけてましたが、今日は思い切って歩いて遠出してきました。
リッチメアのモールまで。

ずっと河沿いを歩いていきました。

行きはずっと河の南側を歩いて。

モールではいろんなお店を物色してちょっと買い物してフードコートで一人ご飯でした。タコベル。
あそこに行くとなぜかいつもタコベルを食べてしまう。なんでだろう??

帰りは北側をハーバードブリッジまで歩いてそれから橋を渡って帰ってきました。

北側(ケンブリッジ側?)から見る南側(ボストン側?)の街並はとても綺麗で、ボーッと見てたらまるで自分がジオラマの中にいるような感覚になった。特に今日はとってもいい天気で空も綺麗だったし。
カメラ持ってけばよかったな。

たくさん歩いたので今夜はたくさん寝れそう。

マックスローチ。

Max Roachが亡くなったそうです。
僕が初めて買ったジャズのアルバム、クリフォードブラウンの「Study in Brown」はマックスローチがドラマーでした。

ぼくが初めて好きになったジャズドラマーでもあります。

バディリッチというドラマーのバンドとマックスローチのバンドがステレオで左右に振られて一緒に演奏してるCDがあるんですが、僕は断然Max Roachの方が好きでした。

メロディ楽器としてのドラムの可能性を広げた人だと思います。

ドラムソロのアプローチの幅を広げた人だとも思います。

83歳だったんですね。

こうやって自分の好きな人がどんどん亡くなっていくのかと思うと切ないです。でもみんな人間ですから死ぬのは仕方ないですね。

マックスローチさん、ご冥福をお祈りします。

今日は久々にStudy in Brownを聴いてみます。

ドラムス&シンバルズ

日本にいる時にお世話になった僕の尊敬する先生はライブのメンバー紹介でドラマーの紹介をする時「ドラマー、○○」ではなく必ず「ドラムス&シンバルズ、○○」と言います。

そんなことをふまえて、この話です。

– ちょっとまえにJim Blackというドラマーを見ました。ライブで。
実際に生で見てすごく感銘を受けました。それってありなんだ!と思う事ばっかでまた自分の中の価値観みたいなのをグワ~って広げられた感じ。
シンバルの音がとても特徴的でけっこう裏にテープはったりしてミュートしてる感じだったんだけど、ドラムとシンバルとすごくうまい事使い分けて演奏してる感じで。
どちらかに頼りすぎる事なくシンバルもドラムもすごく音楽的に、芸術的に使ってた。僕の最近の課題はいかにシンバルに頼らないか、という事なのでそういう点からもすごくためになった。

– ドラムセットはドラムとシンバルから構成されてるから、使い方のバリエーションとしては単純に大きく分けて

1.ドラムだけ
2.シンバルだけ  
3.両方

がある。

僕は3が多いから1と2とうまく使いこなせればもっとカラーを出せるなと思う。

ドラムもシンバルもまとめて「ドラムセット」っていう楽器になってしまっているような気がするけど、きちんとドラムとシンバルと違う楽器として使い分けれるようになりたいなあと思った。もちろん組み合わせてひとつのものを作っていく事も出来なければいけないんだけれども。

何が言いたかったかというと、いつかメンバー紹介で「ドラムス&シンバルズ、則武諒」といわれても恥ずかしくないようなドラマー+シンバリストになりたいな、ということです。