Children’s Play Song。

ちょっと前に友達といろいろ音楽のファイルを交換した時に
Paul Motian の On Broadway vol. 1の “So in Love” をもらった。Joe LovanoとBill Frisellと一緒にやってて、めっちゃくちゃ綺麗だなと思ってすごく何回も聴いてた。

でもコールポーターのSo in Loveをどうやったらこんな風になるのかと思って不思議だった。だってSo in Loveのメロディーもハーモニーも微塵も聴こえてこないから。気持ちの半分くらいはこれ実は別の曲なんじゃないかなと思ってた。友達がタイトル入れ間違えたのかなとか。

そして、今日たまたまpandora.comというインターネットラジオ(みたいなやつ)でOn Broadway vol.1のSo in loveを聴いたらやっぱり違ってた。

じゃあこの死ぬほど綺麗な曲は一体なんなんだろうと思っていろいろ探したらBill Evans作曲のChildren’s Play Songだと言う事がわかった。知らなかった。。。でも発見できてよかった。

Paul Motianはこの曲を”Bill Evans”というアルバムで演奏してる。演奏してると言っても彼は鈴というかチャイムというかそれをたまにシャラシャラやってるだけ。ドラムもシンバルもまったく叩いてない。
これはある意味、極みだなぁ。
だってドラマーがドラム叩いてないんだよ。。
凄過ぎると思います。彼が本当に”音楽”を最優先している人なんだなとあらためて思います。
できたらライブでこの曲演奏してる所を見てみたいな。どんな表情して演奏してるんだろう。。

でもこの曲はある意味危険です。ずっと繰り返し聴いてたくなるから何も手が付けれなくなるそのくらい綺麗ってことですね。僕にとっては、だけど。

僕は最近綺麗な音楽を作りたいです。綺麗=聴きやすいというわけではなくて、、、なんだろう、うまく言えないけど。

あと無駄に盛り上げたりしない演奏をしたいなぁ。
淡々とした演奏でも内容があればいいじゃんと思います。
もちろん盛り上がる時&盛り上げる時も必要だけど。

それから絶対カッコつけない演奏。
大人にならなくちゃって事ですね。

そういう演奏を見ても何も感じないし、ふ~んすごいね~くらいにしか思いません。だから自分がそういう演奏をすると自己嫌悪になるけど、、気をつけながらやっていこ。。。

というわけで機会があればChildren’s Play Song聴いてみて下さい♪

ちなみにベースはMarc Johnsonでした。

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